Shopifyの使い方
Shopifyの一括注文フォーム:SKUで発注し、SKUで見積を取る
著者 Jahangir Alam · 2026年7月1日 · 更新日 2026年8月22日 · 約7分で読めます
一括注文フォームを使うと、BtoBのバイヤーは商品を一つずつ追加する代わりに、SKUで多数の商品をまとめて追加できます。一覧を貼り付けるか、CSVをアップロードする形です。Shopifyでは二つの提供方法があります。商品をそのままカートに入れるクイック再注文と、価格を付けた交渉可能な見積として返ってくる依頼です。この記事では、その違い、選択肢、そして見積の経路を設定する手順を説明します。
一括(クイック)注文フォームとは
一括注文フォーム、クイック注文フォーム、クイックオーダーリストとも呼ばれるものは、バイヤーがSKUと数量を入力または貼り付け、一度の操作ですべて追加できる一つの画面です。商品ごとに検索してページを開き、追加をクリックする代わりに、バイヤーはすでに手元にある一覧、つまり毎月の再注文表、書き出した表計算、自社システムから出した注文書から作業できます。
これは小売ではなくBtoBの型です。消費者は一つか二つを買いますが、卸売のバイヤー、購買担当者、顧客の代理で発注する営業担当者は、数十行の明細からなる一覧を扱います。多くの場合、毎月同じ一覧です。
一つずつの追加がBtoBで破綻する理由
小売向けに作られたストアフロントは、小さなカートを前提としています。取引先バイヤーに40行の注文を商品ごとに検索して組み直させれば、三つの問題が起きます。遅い、間違えやすい(バリエーションの取り違え、明細の抜け、数量の打ち間違い)、そして大口の注文が途中で放棄されます。バイヤーはSKUで何が欲しいかを正確に把握しています。仕事は、手元の表から読み上げるのと同じ速さで入力できるようにすることです。
Shopifyでの選択肢
入力を速くする方法は大きく三つあり、それぞれ解く問題が異なります。
- Shopifyの標準機能。 標準のストアフロントには、SKUの一覧を入力する項目が組み込まれていません。バイヤーは商品ページやコレクションページから追加します。ShopifyのネイティブB2Bは、ログインした会社のバイヤー向けの発注機能を追加しますが、標準のストアで一覧形式の入力が必要であれば、アプリを使うことになります。
- クイック注文・一括注文アプリ。 グリッドやSKU入力欄を追加し、公開価格でそのままカートに入れます。価格が固定で、バイヤーが速さだけを求めている場合に適しています。
- 見積アプリ。 注文に価格、数量割引、支払い条件、あるいは確定前の決裁が必要な場合、バイヤーが求めているのは即座のカートではなく見積です。見積アプリは同じSKUの一覧を、価格を付けて交渉できる提案に変えます。見積フォームのファイルアップロード項目により、バイヤーは手元の表計算をそのまま添付できます(どの項目を尋ねるべきか)。
SKUで発注か、SKUで見積か - バイヤーが必要としているのはどちらか
判断の分かれ目は、価格がすでに決まっているかどうかです。バイヤーが既知の価格で既知の商品を再注文するのであれば、カートに入れるクイックフォームが最も速い道です。ただしBtoBの再注文の多くは、そう見えるだけです。バイヤーは交渉した価格、大口の明細への数量割引、後払い条件を想定しており、そのままカートに入れる方式ではどれも扱えません。
価格、条件、承認が関わるなら、バイヤーが必要としているのは見積です。見積はSKUの一覧を受け取り、商談の実態に合わせて価格を付け、双方が再見積を出せるようにし、合意すれば実際の注文になります。Shopifyでは、QuotWayがその経路を担います。見積依頼の仕組みをご覧ください。
QuotWayでSKUの一覧から見積を作る
QuotWayの「SKUでクイック追加」は、一覧を一度の操作で価格付きの見積明細に変えます。流れは次のとおりです。
SKUの一覧を貼り付けるか、CSVをアップロードする
見積ページで「SKUでクイック追加」を開き、SKUの一覧を貼り付けるか(またはCSVをアップロードすると)、QuotWayが一度に価格付きの明細へ変換します。重複したSKUは統合され、見積できないものは送信前に指摘されます。SKUでクイック追加はProfessional以上で利用できます。
変換された明細を確認する
数量を確認し、不要な明細を削除し、必要に応じて調整します。ログイン済みのBtoBの会社バイヤーであれば、提案はそのバイヤーの会社所在地カタログから始まり、そのカタログにない明細は警告されるため、一般的な小売価格ではなく会社自身の価格から見積を出せます。(会社を認識するカタログ価格は、B2Bに対応したストアでEnterpriseの場合に利用できます。)
価格を付け、交渉し、注文に変換する
提案を送り、必要なら再見積を重ね、合意したら承認された見積を交渉価格のままShopifyネイティブの下書き注文に変換します。BtoBのバイヤーであれば、注文にはそのShopifyの支払い条件が付きます。
バイヤー自身が始めることもできます。ログイン済みのバイヤーはShopifyの顧客アカウントからSKUを貼り付けるかCSVをアップロードし、数量を調整して依頼を送信できます。同じ一度きりの組み立てを、バイヤー側から行えます。
SKUの一覧からShopifyの注文へ
SKUの一覧から見積を作る意義は、入力の速さだけではありません。一つの一覧が、価格を付けた交渉可能な見積になり、そして実際のShopifyの下書き注文になる、その全体がShopifyの外に出ず、突き合わせるべき表計算もない、という点です。やり取り全体が一か所にあるため、次の再注文はさらに速くなります。バイヤーはバイヤーポータルや顧客アカウントから過去の見積を呼び出し、同じ品目を再度依頼できます。取引先バイヤーへの販売の全体像はShopifyで卸売を始める方法を、プランの比較は料金をご覧ください。
よくある質問
バイヤーは多数のSKUをまとめて見積依頼できますか?
はい。Professional以上で可能です。見積ページでSKUの一覧から見積を作成でき、貼り付けでもCSVのアップロードでも構いません。QuotWayが一度の操作で価格付きの明細に変換し、重複したSKUは統合し、見積できないものは指摘します。ログイン済みのバイヤーもShopifyの顧客アカウントから同じことができます。
これは商品の一括インポートですか?
いいえ。SKUでクイック追加はSKUの一覧から見積を作る機能であり、商品やカタログのデータをストアに取り込むものではありません。商品と価格はShopifyにあるままで、QuotWayは入力されたSKUを見積の明細に変換するだけです。
バイヤーはすぐ支払うのですか、それともまず見積ですか?
まず見積です。SKUの一覧が、価格を付けて交渉できる提案になり、承認された見積だけがShopifyの下書き注文に変換されます。そのため、数量に応じた価格、支払い条件、必要な決裁は、注文が作成される前に済みます。
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